中国政府公認のビジネス中国語検定試験(BCT)、2008年
~8月30日及び11月22日、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台各会場決定~

                           

平成20年6月17日
中国・国家漢語国際普及指導グループ弁公室(略称:国家漢弁)
日本BCT事務局・セリングビジョン株式会社

 このたび中国政府が実施する、世界標準の中国語検定試験である、「ビジネス中国語検定試験」(BCT=Business Chinese Test)が昨年に引き続き2008年も日本で実施されることになりました。2008年は、8月30日(土)と11月22日(土)に、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台などの主要都市あるいは、企業・大学ごと(受験者50名以上の場合)に開催いたします。国家漢弁とセリングビジョンで共催し、駐日・中国大使館や大学(孔子学院)、各経済団体のご後援(予定)をいただいて実施いたします。その第1回試験8月30日(土)主要都市での実施会場と実施要領が決定されましたのでお知らせいたします。

<2008年第1回試験日程>

  • 日程
    2008年 8月30日(土曜日)午後

  • 試験場所(予定)
    東京会場:日中友好会館(文京区後楽)
           東洋学園大学(文京区本郷)
    大阪会場:大阪府商工会館(大阪市中央区)
    名古屋会場:愛知大学(名古屋市東区)
    福岡会場:西南学院大学(福岡市早良区)
    仙台会場:北杜学園(仙台市青葉区)
    ☆受験者が50名以上の場合は、各企業や各学校で開催致します。

  • 試験項目

    ①「ヒアリングと読み書き」
    ②「会話と作文」
      「会話と作文」は東京会場でのみ実施予定です。

  • 受験料
    ヒアリング・読み書き:4,000円
    会話と作文     :4,000円
    学生割引あり(正規料金の20%OFFで各3,200円)

    所定の申込用紙にご記入の上、銀行振込にてお願い申し上げます。
    7月以降は、BCT事務局ホームページよりクレジットカード決裁の申込もできます。

  • 申し込み締め切り
    原則2008年8月8日(金)までにお申込ください。締切日以降では受験できない場合もございますので、予めご承知置きください。

  • 主催
    ●中国・国家漢語国際普及指導グループ弁公室
    ●日本BCT事務局:セリングビジョン株式会社

  • 後援
    駐日本国中国大使館教育処、日本商工会議所、JETRO、東海日中貿易センター
    九州経済連合会などの地域経済連合会(予定)

  • お問い合わせ
    「日本BCT試験事務局」:セリングビジョン株式会社
    小川、大久保
    105-0003 東京都港区西新橋1-9-1
    ブロドリー西新橋ビル
    電話 03-5251-3101
    FAX 03-5251-6020
    E-mail  info@sg-vn.com


    申込書はこちらから印刷し、ご記入の上、お申込ください。

    以 上



    <参考>
    1. 中国主催者: 中国・国家漢語国際普及指導グループ弁公室(略称:国家漢弁)
        国家漢弁は、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)に属し、世界的に中国語を普及させるための企画・管理・実行を行う政府機関です。世界各国の著名大学などに孔子学院を設立し、中国語教師の派遣や中国語テキストを提供し、ネイティブの中国語の教育サービスを提供しております。日本では、早稲田大学・立命館大学・立命館アジア太平洋大学・愛知大学・札幌大学・北陸大学・桜美林大学・岡山商科大学、大阪産業大学、神戸東洋医療学院、工学院大学で孔子学院が活動をしております。
        また、国家漢弁は中国政府公認の中国語検定試験を総括しており、HSK(漢語水平考試)のほか、最近では今回の子供向けの検定試験YCTや、ビジネス向けのBCT(ビジネス中国語検定)を所管しております。
        そして北京大学、清華大学、対外経済貿易大学など中国全土の大学や、高等出版教育社、外研社などの政府大学系出版社等と連携をして、中国語の教育に関するあらゆる活動を総括しており、特に国家漢弁の指定する中国語の教科書、問題集は、世界の教育者などから注目されております。
        URL:http://www.hanban.edu.cn/cn_hanban/
        住所:北京市西城区徳勝門外大街129号(德勝尚城A座)

        
    2. 日本主催者 :セリングビジョン株式会社(中国名:东电超远景公司)
        東京電力の社内ベンチャーとして平成14年に東電社員により設立された東電関係のIT教育会社です。都心部を拠点に法人向けのITソフト・ハードの販売および講演・研修事業、市場調査・コンサルティングを行っております。近年では、中国語の検定試験の日本導入とITを駆使した遠隔教育に力点を置いており、特にBCT普及に努め、日本BCT事務局を運営し、北京事務所も正式開設しております。
      資本金3500万円
      社長岡部秀也
      URLhttp://www.sg-vn.com
      本社東京都港区西新橋1-9-1。
        ビジネス向け研修とインターネットパソコン会議を組み合わせた国内・海外との実践的な遠隔教育を目指しています。中国語、英語の翻訳や出版事業および三ケ国語によるWEBの企画制作も展開中です。

    3. 中国政府認定の中国語検定試験について
        中国政府は、中国語学習の世界的な学習者のニーズの高まりに対応して、様々な分野における、異なる学習能力レベルと世代に応じて下記の三つの検定試験を実施あるいは準備をしております。日本での導入は、これまでHSKのみでしたが、2007年10月27日に第一回YCTを実施、同年12月22日に第一回BCTを実施、2008年5月24日第二回YCTを実施いたしました。YCTとBCTは、中国語を母語としない方々を対象とする国際標準の新たな試験です。
      • YCT(Youth Chinese Test=15歳以下の子供・青少年向けの中国語試験)
      • HSK(漢語水平考試)
         現在日本でも実施されている、主に大学生や社会人を対象とする中国語のアカデミックな試験です。基礎、初等・中等、高等の三つのレベルがあります。
      • BCT(Business Chinese Test=ビジネス中国語検定試験)
         ビジネスシーンにおける交渉やコミュニケーションでの中国語を検定する試験です。5段階に級が分かれております。初等レベル以上の中国語能力のある方々は、BCTの受験が勧められます。
         世代的には、YCT⇒HSK⇒BCTの順に勉強するのが一般的です。
         いま、日中貿易が拡大し、中国と日本のマーケットに向けての日中のビジネス交流が盛んになっており、BCTは、日本企業やビジネススタッフの中国語学習ニーズがもっとも高い検定試験と判断しております。

    4. 中国語検定試験に関する参考写真

      駐日・中国大使館教育処・孫公使、魏先生を、当社幹部が表敬訪問(右から二人目が駐日・中国大使館教育処 孫公使、最も左が魏先生)

      (北京での外研社主催のBCT国際会議で中国等の大学教授とともに当社社長・岡部が講演。 19年7月21日)


      参考書籍等の情報
      ■BCT要綱


      BCT要綱については、まだ余りがございますので、受験対策に必要な方はinfo@sg-vn.comにてお問い合わせください。なお、手数料と郵送費は申込者にご負担いただきます。
      ■過去問題集

      現在、出版予定調整中
      ■ビジネス中国語参考書


      BCT入門編としてお勧めします
      BCT/HSK/YCT比較表(PDF)


    5. 試験内容

      表1 BCTの「ヒアリング」と「読解」の等級と点数
      等級ヒアリング読解毎の点数総得点
      0-1000-200
      101-200201-400
      201-300401-600
      301-400601-800
      401-500801-1000

      *実際の級の認定書は、2級以上です。試験成績の有効期間は試験日から二年間。
      問題の種類問題数解答時間
      ヒアリング問題50問40分
      読解問題50問60分
      合計100問100分

      表2 BCTの「作文」の等級と点数
      等級会話と作文総得点
      0-100-20
      11-2021-40
      21-3041-60
      31-4061-80
      41-5081-100

      *実際の級の認定書は、2級以上です。試験成績の有効期間は試験日から二年間。
      問題の種類解答時間
      会話問題10分
      作文問題40分