朝日中国文化学院、民間語学スクールで日本で初めてBCT事務局と連携しBCTコースを6月スタート
~首都圏の企業団体等のビジネススタッフ向けにビジネス中国語能力をアップ~

                           

平成21年4月27日
朝日中国文化学院
日本BCT事務局・セリングビジョン株式会社

 朝日中国文化学院(東京都港区、学院長:鈴木 久)は、セリングビジョン株式会社(東京都港区、社長:岡部秀也)と連携して、中国政府実施のBCT(商務漢語考試 ビジネス中国語検定。中国ビジネスに有用な世界標準の語学試験)の本格教育コースを本年4月から検討し、7月11日BCTに向けて6月からBCT受験対策コースを開設いたします。
 日本の民間語学スクールの中で、日中ビジネスコミュニケーションに不可欠なBCT受験を目標にしてBCT事務局と連携して試験対策講座を推進する学校は朝日中国文化学院が初めてです。 
 本コースの受講者は首都圏を中心とする中国との取引がある企業団体等のビジネススタッフや、BCT受験者あるいは個人の受験者等です。ビジネス中国語を勉強するためには、本場中国のビジネス慣習を知り、ビジネス用語をマスターすることが必要ですが、これまで一部大学を除き、ビジネススタッフはBCTのテキストや問題集等の参考書により独学で受験することが多く、成果があがりにくい点がありました。このため受験生や企業団体の中国ビジネスに関わる皆様から、BCT対策コースをつくってほしいとの要請がありましたので、今回の都心部(新橋)の語学スクールでの対策講座の開設はそうしたニーズにお応えできるものと考えております。
 また同学院では、BCTとYCT(小中高・中国語検定試験。日本の大学生では初中級者向き)の中国語の検定試験の申し込み受付サービスも行うことにいたしました。
 同学院での7月11日BCT受験者へのBCT対策コース第1回目のコースは以下のとおりです。

日時:6月6日、13日、20日、27日 (土曜日 全4回)
講師:戴 暁旬先生
受講料:18,900円(教材費を含む)
お申込:朝日中国文化学院 事務局まで

本件に関してのお問い合わせは
○ 日本BCT事務局【担当】 小川、長瀬
【住所】〒105-0003東京都港区西新橋1-9-1
セリングビジョン株式会社内
【電話】03-5251-3101 【FAX】03-5251-6020
【メール】info@sg-vn.com
BCT/YCTの詳細内容はhttp://www.bct-jp.com/
○ 朝日中国文化学院【担当】学院長 鈴木 久
【住所】〒105-0004東京都港区新橋2-16
ニュー新橋ビル8階
【電話】03-3502-4113代 【FAX】03-3502-4189
【HP】http://www.asahi-chinese.com/

以 上


<参考>
1.中国政府(教育部)認定の中国語検定試験について
中国政府は、中国語学習の世界的な学習者のニーズの高まりに対応して、様々な分野における、異なる学習能力レベルと世代に応じて下記の三つの検定試験を実施あるいは準備をしております。日本での導入は、これまでHSKのみでしたが、2007年10月27日に第一回YCTを実施、同年12月22日に第一回BCTを実施して以降、2008年にはYCT、BCTを各2回実施しました。2009年は、YCTは2回、BCTは3回開催いたします。
本年、BCTはすでに第一回を3月21日に実施。二回目は7月11日、三回目は11月14日。
YCT、BCTは中国語を母語としない方々を対象とする国際標準の中国語検定の試験です。

・YCT(Youth Chinese Test=小中高・中国語検定試験)
若者向けに中国語の初級、中級レベルの若者が学習し、受験することが適当な検定試験です。日本では、高校(全国600高校程度が中国語学習)までに中国語を勉強する機会は少なく、大学や語学スクールで勉強をスタートすることが一般的ですので、大学等での学習者が学び、受験することが適切と考えられます。1級、2級、3級の試験があり、最高級の3級は250時間前後の中国語を学び、800前後の語句を理解できる程度です。
現在日本でも実施されている、主に大学生や社会人を対象とする中国語のアカデミックな試験です。基礎、初等・中等、高等の三つのレベルがあります。
・BCT(Business Chinese Test=ビジネス中国語検定試験)
ビジネスシーンにおける交渉やコミュニケーションでの中国語を検定する試験です。5段階に級が分かれております。初等レベル以上の中国語能力のある方々はBCTの受験が勧められます。いま、日中貿易が拡大し、中国と日本のマーケットに向けての日中のビジネス交流が盛んになっており、BCTは、日本企業やビジネススタッフの中国語学習ニーズがもっとも高い検定試験と判断しております。
YCT,BCTを実施する中国・国家漢語国際普及指導グループ弁公室(略称:国家漢弁)

  国家漢弁は、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)に属し、世界的に中国語を普及させるための企画・管理・実行を行う政府機関です。世界各国の著名大学などに孔子学院を設立し、中国語教師の派遣や中国語テキストを提供し、ネイティブの中国語の教育サービスを提供しております。日本では、早稲田大学・立命館大学・立命館アジア太平洋大学・愛知大学・札幌大学・北陸大学・桜美林大学・岡山商科大学、大阪産業大学、神戸東洋医療学院、工学院大学で孔子学院が活動をしております。
  また、国家漢弁は中国政府公認の中国語検定試験を総括しており、HSK(漢語水平考試)のほか、近年では青少年・若者向けのYCT(小中高・中国語検定)や、ビジネス向けのBCT(商務漢語考試 ビジネス中国語検定)を所管しております。
  そして北京大学、清華大学、対外経済貿易大学など中国全土の大学や、高等出版教育社、外研社などの政府大学系出版社等と連携をして、中国語の教育に関するあらゆる活動を総括しており、特に国家漢弁の指定する中国語の教科書、問題集は、世界の教育者などから注目されております。
  URL:http://www.hanban.edu.cn/cn_hanban/
  住所: 中国 北京市西城区徳勝門外大街129号(德勝尚城A座)

2.朝日中国文化学院
日中間の人材育成を目的に設立された民間の著名な中国語教育スクール。1981年に、朝日新聞社の後援を得て、㈱朝日興発(現在の「㈱朝日新聞リアルエステート」)の一部門として設立。90年には、日本で初めて「HSK試験」事務局の一団体として活動。95年から98年まで4年間、HSK試験における東日本地区の中国国家教育部からの受託機関としても活動。2008年学院の経営が㈱朝日クリエートに100%の株式が譲渡されて、現在に至る。
学院長:鈴木 久
URL:http://www.asahi-chinese.com/
場所:〒105-0004東京都港区新橋2-16 ニュー新橋ビル8階

3.日本YCT/BCT事務局:セリングビジョン株式会社(中国名:东电超远景公司)
東京電力の社内ベンチャー制度を活用して平成14年に設立されたIT教育会社。都心部を拠点に法人向けのITソフト・ハードの販売および講演・研修事業、市場調査・コンサルティングを行っています。近年では、中国語の検定試験の日本導入とITを駆使した遠隔教育に力点を置いており、特にBCT,YCT普及に努め、日本事務局を運営し、北京事務所も平成19年に正式開設。
資本金3500万円
社長岡部秀也
URL:http://www.sg-vn.com
本社:東京都港区西新橋1-9-1
ビジネス向け研修とインターネットパソコン会議を組み合わせた国内・海外との実践的な遠隔教育を目指しております。中国語、英語の翻訳や出版事業および三ケ国語によるWEBの企画制作も展開中。

BCT/HSK/YCT比較表(PDF)