株式会社アルク平本社長からのBCT新刊出版ごあいさつ文及び
柴田専務が当社訪問



平成22年4月28日
セリングビジョン株式会社
日本BCT事務局


  中国語教育や中国ジャーナル、中国語図書出版などで有名な株式会社アルクの平本照磨様から、今回、弊社出版「ビジネス中国語検定試験BCTパーフェクトトレーニング」のアルク様での販売にあたり、ご挨拶の言葉を頂戴しました。以下の通りであります。平本社長様には、弊社社長の岡部が、新HSKの発表会(霞ヶ関)に招待され参加しましたときに、当社スタッフとともにご挨拶をいたしました。
  また、本日は柴田一夫専務取締役が、いつも中国語教育でYCT、BCT事務局としてお世話になっております海老沢久編集長とともに当社を訪問されました。日中ビジネスが一層、拡大し、中国語教育の必要性が迫られるなかで、日本や中国での教育、出版、学会活動などに協力して進めていこうと話し合いました。いま日本で人気の中国語検定試験とともに、国際標準であるYCT、HSK、BCTの検定の拡大が見込まれる中で、中国語教育向上と日中ビジネスの推進・円滑化に役割を果たしていこうとしております。


『BCTビジネス中国語検定試験パーフェクトトレーニング』刊行によせて

  中国経済の目覚ましい躍進とともに、近年中国語に対する学習熱が世界的に高まっています。中国への留学生やHSK(漢語水平考試)受験者のここ数年来の世界規模での劇的な伸びが、それを具体的に示しています。中国経済のさらなる発展、世界経済への影響力の増大を考えると、世界的な中国語の学習熱は当面続き、学習者数が継続して増えていくのは間違いありません。
  当社は語学の総合ソリューション企業を目指して活動しており、中国語の分野では16年にわたり書籍、月刊誌、Eラーニング教材などを出してきております。中国語に限ったことではありませんが、最近は学習目的や学習スタイルが多様化しています。多様化の中身についてのご説明は、ここでは省略させていただきますが、「仕事に必要だから」「将来、仕事に役立ちそうだから」という学習目的は目立って多いといえます。特に中国語に関しては、この「仕事」を学習目的としている人が増えている印象があります。
  中国語学習ニーズの多様化を受けて、中国がHSKのビジネス版、子ども版、旅行版などの開発を進めているという話を数年前に聞きました。そして、2007年12月にビジネス版HSKがBCT(ビジネス中国語検定試験)として日本に導入されたのを興味深く見ておりました。
  この度、日本BCT事務局が刊行する本書の販売にかかわれることを光栄に思います。本書は模擬問題集ですが、丁寧な解説が付いているのが特長の一つです。本書で受験準備を進める中、ビジネスに役立つ中国語表現を多く学ぶこともできます。この本を多くの中国語学習者にお届けし、BCTの普及のお手伝いができれば幸甚です。


株式会社アルク
代表取締役社長 平本照麿


アルクの柴田専務と海老沢編集長と一緒
㈱アルク柴田専務様(右から二人目)と海老沢編集長(同三人目)


以 上