平成20年度第二回中国政府公認 平成20年7月29日
中国政府が実施する、国際的な中国語検定試験である、「子供向け(15歳以下)の中国語検定試験」(YCT=Youth Chinese Test)の平成20年第二回試験日程、場所が決定致しました。YCTは昨年10月に初めて日本の東京、横浜、大阪で好評のうちに実施されました。今年は5月24日に第一回を実施し、一般受験者とともに同源中国語学校、大阪中華学校の多数の生徒が受験されました。 記
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<参考> | ||||||||
1. | 中国主催者: 中国・国家漢語国際普及指導グループ弁公室(略称:国家漢弁) | |||||||
国家漢弁は、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)に属し、世界的に中国語を普及させるための企画・管理・実行を行う政府機関です。世界各国の著名大学などに孔子学院を設立し、中国語教師の派遣や中国語テキストを提供し、ネイティブの中国語の教育サービスを提供しております。日本では、早稲田大学・立命館大学・立命館アジア太平洋大学・愛知大学・札幌大学・北陸大学・桜美林大学・岡山商科大学、大阪産業大学、神戸東洋医療学院、工学院大学で孔子学院が活動をしております。 また、国家漢弁は中国政府公認の中国語検定試験を総括しており、HSK(漢語水平考試)のほか、最近では今回の子供向けの検定試験YCTや、ビジネス向けのBCT(ビジネス中国語検定)を所管しております。 そして北京大学、清華大学、対外経済貿易大学など中国全土の大学や、高等出版教育社、外研社などの政府大学系出版社等と連携をして、中国語の教育に関するあらゆる活動を総括しており、特に国家漢弁の指定する中国語の教科書、問題集は、世界の教育者などから注目されております。 URL:http://www.hanban.edu.cn/cn_hanban/ 住所: 中国 北京市西城区徳勝門外大街129号(德勝尚城A座) | ||||||||
2. | 日本主催者 :セリングビジョン株式会社(中国名:东电超远景公司) | |||||||
東京電力35%出資、東電社員65%出資で平成14年に設立したIT教育会社です。都心部を拠点に法人向けのITソフト・ハードの販売および講演・研修事業、市場調査・コンサルティングを行っております。近年では、中国語の検定試験の日本導入とITを駆使した遠隔教育に力点を置いております。北京事務所も昨年、設立。
18年度の売上実績(19/3末決算)は、約5億3千万円。四年連続経常黒字。 19年度の売上見込みは、8億円。 | ||||||||
3. | 中国政府(教育部)認定の中国語検定試験について | |||||||
中国政府は、中国語学習の世界的な学習者のニーズの高まりに対応して、様々な分野における、異なる学習能力レベルと世代に応じて下記の3つの検定試験を実施あるいは準備をしております。日本での導入は、これまでHSKのみです。 YCTとBCTは、中国語を母語としない方々を対象とする国際標準の新たな試験です。
YCTは、世代を通じて、様々な中国語を生涯にわたって、勉強する子供たちを対象としたスタートラインの中国語資格と言えます。 これら3つの中国政府公認の試験比較表は、別添(PDF)の通りです。 |