トリリンガル教育(英語、中国語、日本語)目指せ ~著名国際投資家の提言~
2024年1月12日 日本BCT・YCT事務局
シンガポール在住で米国国際投資家ジム・ロジャーズ氏が語る英語、中国語、日本語のトリリンガル学習の意義についての考え方を、報告したい。ジム・ロジャーズ氏は、ウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏と並ぶ生きた国際経済ビジネスを知る成功投資家だけに、氏の下記についての見方は傾聴に値する。
- 米国からシンガポールに移住したのは、同国が英語と中国語が、話せて、ASEAN諸国のなかでも経済成長が高く、有能なヒューマンリソースが集まり発展すると見たからだ。
- シンガポールは高度人財を海外から集めて旅券や永住権を与えてきた。50年前に200万人だったが今は3倍近くに膨れ上がっている。
- 今の日本は人口が減り、しかも日本人はほとんど日本語しか話せない。英語も不十分で、中国語は話せるひとは稀である。こういう日本に留学や滞在する外国人は増えないだろう。
- 日本が経済復興するためには、海外の有望な若者を集めるように日本人自身が教育制度を刷新し英語、中国語を話せるようにすべきである。英語、中国語が話せないままではアジアでの存在感は低下する。
以 上
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