BCT(ビジネス中国語検定試験)普及に向けての大企業幹部による戦略会議報告
平成21年2月16日 セリングビジョン株式会社
今般、日本の大企業の若手幹部が一同に会し、BCTについての、今後の日本企業、団体、学校などへの普及拡大に向けての、現状、課題、解決方策を議論する会議を開催しました。
本日は、第一回を東京都中央区銀座の会場で開催し、経営コンサルタントの難しい国家資格(中小企業診断士)を有するビジネス界の皆様と意見交換をいたしました。
参加企業:
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新日本石油
新日鉄ソリューションズ
三井物産
東京電力
東京ガス
NEC
INAX
リサ企業再生債権回収株式会社
セリングビジョン
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ご説明内容(日本BCT事務局。セリングビジョン 岡部秀也)
世界経済に占める中国経済の成長性と環境問題の現状と今後
日本のビジネスにおける中国との取引発展
日中両国の経済ビジネストレンド
中国政府「ビジネス中国語検定試験BCT」の日本での3年目の検定活動実績
BCTについて、ほかの中国語検定試験との比較
BCT普及の課題
BCT普及の課題解決の方策
主な質疑
中国語検定(たとえばBCT)は英語検定(たとえばTOEIC)のように成長するか。
なぜ、日本人の中国語レベルは、初級者が圧倒的に多く、中級以上が少ないか。
日本にとって中国がサプライヤーからカスタマーに変化するときに、日本人は中国語が話せなくて商売ができるか。
BCTの受験者を増やすために、BCTの試験レベルをもっと、下げるか、ジュニア版を作らなければ普及が難しいのではないか。
そもそもBCTを教えられる先生は、日本では、ビジネス界(商社等)に在籍して中国に赴任したビジネスマンしかいないのではないか。学校の先生では、本当にビジネス慣習やビジネス用語を理解している人は少ないのではないか。
大学、スクールでBCTのカリキュラムや教育コースが少なすぎるのではないか。
国際的に、シンガポール、韓国などに比べ、日本のBCTへの取り組みは遅いのではないか。
大学の外国語学部・ビジネス学部や大学孔子学院でBCTを教えていくのか。
BCTの資格は、就職や進学に有利か。大学や受験者の受験に向けてのインセンティブはどうか。
BCTはまだなじみがない。WEBや広告活動はどんなことをしているか。
今後は、定期的にBCTの課題と普及への戦略会議を、開催することになっております。
本ホームページで、その模様をご紹介してまいります。
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| (中央区銀座の会議室で大企業の若手幹部<中小企業診断士>とBCT戦略会議)
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以 上
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