本日、本社社長岡部とスタッフの植草は、北京事務所張代表とともに、北京の中国政府（教育部）国家漢弁を表敬訪問しつつ、2010年のBCT・YCTに関する日本全体での試験実施状況と来年への課題について報告し、意見交換をしました。
　　国家漢弁からは、全世界の中国政府・中国語検定を所管する孔子学院本部の周高宇処長をはじめ、程先生や張先生、唐先生、過先生が同席いただきました。
　　今年は、8月に日本から九州産業大学、中村学園大学など十数名が選抜され、国家漢弁からご招待を受け、北京サマースクールに世界各国の学生とともに参加しております。
　　日本での試験（BCT・YCT）の受験者も増加の見込みで、特にYCTは昨年の倍増となることが確実です。日本BCT・YCT事務局として、試験対策スクールを本格的に開始したことや、NHK・中国語ジャーナルでの広告出稿、東日本漢語教師協会などの学界活動に参加し、中国語の普及に努めたことを紹介しました。
　　また、北京事務所での早稲田大学の「北京大学夏期留学者」への企業人セミナー開催にも言及しました。

　　国家漢弁・周処長からは、日本BCT・YCT事務局に対してねぎらいの言葉をいただき、継続してさらに支援をしていただくことをお約束いただき、岡部社長からは、厚く感謝の意を表しました。また、トピックとして、難解なBCTの試験とともに、比較的易しいBCT基礎の試験を来年3月から、日本で開催することをご了解いただきました。このため北京大学でBCTおよびBCT基礎の試験を制作しておりますので、早速、学友である北京大学劉超英教授に今後の試験実施の細目についてご教示いただくように依頼をいたしました。
　　併せて、北九州市立大学（北九州）、西日本学院（福岡）、新橋中国語学院（東京）との連携によるBCT推進や孔子学院の活動についても意見交換し、長崎県などでの中国語の取り組みもPRいたしました。
　　当社も、来年からBCT、BCT基礎、YCTに向けて準備をしていくことにしております。BCT基礎については、正式な試験内容が確定しましたら、別途ホームページなどで報告いたします。

国家漢弁にて記念撮影 右から3番目、周高宇先生		打合わせ風景

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