本日、当事務局は、東日本漢語教師協会呉川会長(日本大学国際関係学部教授)と三省堂近山様(ＢＣＴ単語の単行本の編集者)とともに日本経済団体連合会(会長:米倉弘昌住友化学会長 )の国際協力本部横尾賢一郎本部長を訪問し、会談いたしました。会談では横尾様から日中経済ビジネス交流や環境・省エネルギー技術協力のお話をうかがうとともに、東日本漢語教師協会の中国語普及活動と、日本企業の広い視野でのグローバル人材育成のために、新ＢＣＴ(中国政府教育部が改訂して実施する新ビジネス中国語検定)を改めてご説明し、中国委員会の会員企業を始め参加企業に新ＢＣＴ受験を推奨いたしました。
　数年前には、日本経団連の会長・副会長会議(当時の会長はキャノン御手洗毅様)や中国委員会(新日本製鐵様、パナソニック様が共同議長会社)で、会員企業において日中環境技術協力の推進とともにＢＣＴ受験をグローバル人材養成のために推薦する決議がなされております。
　しかしながら、旧ＢＣＴは高度で難しく受験学習単語量も多く専門家以外に受験しにくい実態でありました。このため日本経団連の会員企業様や働きながら中国語を学習する社会人受験者様からも、受験しやすく自信が持てるＢＣＴに改良してほしいとの要望が数多く当事務局に届いておりました。
　こうした中で、新ＢＣＴは日本やアジア各国、欧諸国などの受験者の声も参考に、ビジネススタッフが受験しやすい中身になっております。社会人の新入社員から幹部の方々まで気軽に受験できるインセンティブがあります。
　日本経団連様には、三省堂好評出版のＢＣＴ単語本(ベーシック、パーフェクト)とともに新ＢＣＴ600単語例文集、模擬試験問題集を寄贈いたしました。

　多くの日本企業が真のグローバル人材を養成するために、英語とともにビジネス中国語の研修と、TOEICとともに新ＢＣＴ受験熱が高まることを期待しております。

　

経団連の横尾本部長様（左から二人目）、東日本漢語教師協会の呉川会長（右端）、
三省堂の近山様（左端）、当社岡部社長