杏林大学「日中英」グローバル人材育成シンポジウムに参加 ~英語、中国語と日本語の学習が不可欠~
2013年3月16日 日本BCT・YCT事務局
当社は、杏林大学でビジネス中国語や日中同時通訳で著名な塚本慶一教授から、ご案内をいただき都内(大手町)で開催の標記シンポジウム(杏林大学のサイトをご参照)に参加いたしました。
日中英トライリンガルの人材養成が、日本の学界・産業界で一層重要になっておりますが、本日は、杏林大学で文部科学省のグローバル人材育成事業の一環として、標記のシンポジウムが盛大に開催されておりました。
杏林大学外国語学部らしく日本語、中国語、英語で同時通訳の進行で、邱鳴 北京第二外国語学院副学長(中国語)、英語はブルース・ストロナク テンプル大学ジャパンキャンパス学長(英語)が、グローバル人材の育成や語学教育のあり方を含め基調講演をされました。
また、二部では、周潔 北京第二外国語学院日本語学部学部長、杏林大学から赤井孝雄外国語学部学部長、塚本慶一国際交流センター長、三浦秀之講師が加わり、ポールスノードン客員教授のコーディネーターでパネルディスカッションが行われ、論点の整理がなされました。
最後に、横河電機株式会社で社長・会長として長年、陣頭指揮をとられた内田勲様より、
53年間の海外生活で培ってきた経験をもとに、産業界からみた未来を拓く日中トライリンガル人材の育成の課題や、方向性について示唆に富む下記のお話がありました。同社は、海外要員12000人、日本国内10500人で、世界各地に39海外法人をもたれ、利益の80%を海外事業で獲得したグローバル企業で優れた実績を重ねております。
記
世界のビジネスリーダーの共通点とは
①各国の歴史と文化を理解。愛国者でもある。
②ビジョンを持つ。長期的に真正面から取り組む。
③相手の身になって考えられる。相手を理解し、強調して仕事をする強固な意志を持つ。
外国語でも話を聞きつつ、正々堂々と主張し議論ができる。
グローバル人材育成のポイントは
①仕事をする相手の国の文化、歴史を基礎学習。そして社内スタッフ人材に現地で苦労しながら体験させる。
②海外に置いて、外国留学生と生活を共にして深く付き合う。同じ寮で住み、表も裏も知る。
③グローバルな仕事をする経験者に直に学ぶ。
日本BCT事務局の中国語の検定や教育を通じて、杏林大学様や企業の関係者様と連携ができればと考えております。
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右からお二人目 | :横河電機株式会社 内田勲 最高顧問
| 真ん中 | :杏林大学 塚本慶一教授
| 右端 | :㈱ガイアリンケージ 藤田社長
| 左からお二人 | :青木様
| 左端 | :日本BCT事務局 岡部代表
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<お問い合わせ>
日本BCT・YCT事務局
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担当:小川、梁
以 上
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