2014年9月1日
今回の国際会議は、孔子学院創立10周年の記念と新HSK実施5周年の総括と成功事例を共有し合うとともにBCT・YCTを含む検定試験のあり方を考える会議であります。52ケ国、147か所検定機関、170名孔子学院院長、検定機関責任者など中国語教育関係者が一同に会し、中国語試験の改善と海外で普及するための意見を交換しました。 2013年世界全国で延べ500万人が中国語試験に参加していますが、その中でHSK、HSKK、YCTとBCT受験者が37,2万人を達成しております。これは中国政府のリードにより、「中国語ブーム」が世界全国で高まり、中国語を第2外国語とする方々が急激に増えています。「人民日報」によると、2004年中国語学習者は3000万人未満でしたが、2014年3月には、世界全国での中国語学習者が1億人を超えております。 現在、世界全国での検定機関は875か所、114ヵ国と地域にあるとのことです。 HSKとBCTは留学や中国とのビジネスをするための標準的な語学力パスポートであり、中国と関連する国際企業への就職・転職や昇給など関係者のビジネス中国語レベルを評価するには有効です。 例えば、中国の清華大学、北京大学、韓国のソウル大学、梨花女子大学、フランス対外貿易学院など多数の大学と孔子学院では中国語試験を日常の授業の一環で行われます。シンガポール政府は2010年法令を公布し、HSKは政府者の昇格や昇進の裏付けにしています、インドネシア国民教育部、マレーシア教育部、オーストラリアクイーンズランド州教育局、イギリススコットランド学歴管理委員会なども中国語試験を教育体制に入れる予定とのことです。韓国サムスン、現在、LG、ドイツのベンツ、日本のキャノン、三菱商事、イギリス文化委員会など企業や機関では中国語試験を採用資格として採用されております。 今回の参加を機会に中国国家漢弁や孔子学院ならびに海外の検定機関とも交流をすることができ、日本でのBCT・YCTを一層促進していきたいと考えております。
<お問い合わせ> 日本BCT・YCT事務局 〒105-0003 東京都港区西新橋1-9-1ブロドリー西新橋ビル8F TEL:03-5251-3101 FAX:03-5251-6020 担当:梁 以 上 |