2016年1月20日 2015年、訪日外国人の旅行者は前年比47%増の1973万人となった。(国土交通省発表) 国・地域別では中国からが倍増し499万人と全体の四人に一人でトップ。円安、ビザ要件緩和、日中関係改善とともに、自然環境がクリーンで美観の優れた近隣日本での買い物、温泉、文化に触れたい中国人の関心の表れだろう。 台湾の方々も30%増加の367万人。香港は152万人。 中国語を母国語とする話す訪日外国人は、1018万人となり、シンガポールなどの中国語圏を含めば何と、来日客の6割が中国語を話す外国人となる。 訪日客が滞在中の買い物などで使った金額は71%増加の3兆4771億円。中国語圏の訪日客は2兆円を超える。中国人一人あたり消費額は28万円と圧倒的で総額1兆4174億円に上る。br> こうしたインバウンド来日客が増える中で、ますます日本人の中国語能力の貧弱さが際立っている。 おもてなしをすべき日本は中国語を若い世代に教えていない文部科学政策を抜本的に改正し整備すべきである。 また企業や自治体は収益に直結する来客対応が不備で、不足していないかチェックし中国語研修を開始しなければならないだろう。 いつまでも、中国語通訳を中国語圏の外国人に任せ、日本人は日常会話もできないでは、すまないだろう。 日本人が中国語にチャレンジするのはまさに「いまでしょ」。
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